やけど

日光皮膚炎は「日焼け」ではなく「やけど」

日光皮膚炎は日焼けのなかでもサンバーンと呼ばれるヒリヒリ痛み、ほてりを伴う赤くなる日焼けです。ひどくなると、赤くなるだけでなく水ぶくれができたり、発熱したりもします。

この症状はやけどと同様な症状です。日焼けだと軽く考えず、やけどなのだと意識することが大切です。

やけどの重症度を決めるのは深さと面積

やけどの重症度を決める損傷の深さは、表皮・角質層のみを損傷した場合の掬戞表皮・基底層まで損傷してしまう凝戞肌の奥にある真皮・皮下組織までを損傷した場合の慧戮3段階に分けて診断されます。

水ぶくれ・ヒリヒリした痛み・ほてりがある日焼けはこのやけどの深度の凝戮謀たります。

また、やけどの重症度を決める面積に関しては、日焼けの場合は広範囲にわたっているケースがほとんど。
日焼けの恐ろしさは、損傷している面積が広いことにもあります。

ひやけをして水ぶくれができた経験のある人は少なくないと思います。
この水ぶくれは体液が中に入っているので、面積が広くなればなるほど体液のバランスをくずしてしまいます。

体液を急に失うと、低容量性ショックを起こすこともあるのです。

ひどい日焼けは医師の診察が必要

日焼けで病院に行くなんて…と思う人もいるかもしれません。

激しい痛みや発熱を伴う場合、面積が広い場合には病院で見てもらい、適切に処置する必要があります。

日焼けが皮膚がんを引き起こす

昔は「日光に浴びることは良い事」とされてきましたが、日焼けは皮膚がんになるリスクを高めることがわかってきました。

メラニンは紫外線から体を守ってくれますが、メラニンの少ない白人は皮膚がんの発生率が高いです。

白人に比べメラニンが多い日本人ですが、生活習慣や食生活の欧米化によって、皮膚がんの発生も増加の傾向にあるとか。

日焼けでどうして発がんするの!?

日焼けで赤くなると皮膚のDNAが壊されます。

通常は壊れたDNAは治るのですが、日焼けによりDNAを壊すことを続けていると、治しきれずに突然変異を起こすことがあるのです。

突然変異によってがん細胞が生まれてしまいます。

日本人の皮膚がん発生率

皮膚がん(悪性黒色腫以外)の約9割が紫外線(UV−B)の影響があるとされています。

日本の皮膚がんの発生率はアメリカに比べて低いですが、年間に10万人に3〜5人に皮膚がんが発生しています。
紫外線の強い諸外国に比べて、発生率が低いですが、今後さらに紫外線が強くなってくることが考えられます。

今から紫外線対策することが、皮膚がんの発生を防ぐことにつながります。

紫外線は白内障を引き起こすことも…

白内障になると最悪は失明してしまいます。老化に伴い発症する病気というイメージが強い白内障ですが、紫外線によって発症することもあるのです。

紫外線によって白内障が発症するメカニズム

白内障を引き起こすのも紫外線のUV−Bです。紫外線が目の中に入ると、そのほとんどが角膜で吸収され、角膜を通過すると水晶体で吸収されます。

水晶体はレンズの役目を果たしていますが、紫外線を長年浴び続けると水晶体のたんぱく質に変化を起こすことがあり、水晶体が白くにごってしまうのです。

水晶体が白くにごると、網膜に光が届かずに暗く見えるようになったり、色をはっきりと感じられなくなったりします。

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